いろラボブログ

ビジュアルプロミング言語「Viscuit(ビスケット)」の使い方、プログラミング作品やゲーム、プログラミング教育のアイデアなどを掲載していきます。

国語「漢字の成り立ちプログラム」をつくろう!〈前編〉成り立ちアニメーション

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「漢字の成り立ちプログラム」ということで、ビスケットを使った、国語のプログラミング教育授業アイデアを紹介したいと思います!

 

単純なものから、けっこう深いものまで〈前編〉〈後編〉に分けて紹介したいと思います。

学年問わず使えるアイデアかもしれません。

つくっているうちに、漢字の由来に興味・関心が持てるようになると思います。

 

ステップ1  象形文字

最初に、象形文字です。「もののかたちが、だんだん変わってできた漢字」ですね。(調べました)

これは、1年生でも学習すると思いますので、お絵かき感覚で、アニメーションをつくることができる方法を紹介したいと思います。

 

「日」の成り立ちサンプル

⑴ お日さまの絵をかこう

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⑵ ちょっと変化した絵をかこう

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⑶ 最後に変身した漢字をかこう

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⑷ お日さまの絵をステージにだそう

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⑸ メガネを1つだそう

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⑹ お日さまの絵を左のへやに入れよう

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⑺ 右のへやにちょっと変化した絵を入れよう

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⑻ もう1つメガネを出して、今度はちょっと変化した絵を左のへやに入れよう

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⑼ そして、右のへやには変身した漢字を入れよう

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⑽ おまけに、変身した漢字を最初のお日さまにもどしたら、3段変身をずっと繰り返すアニメーションのできあがりです!

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もっとかんたんな例

↑のメガネ3つの場合、順序立ててプログラムを考える力が必要になりますので、混乱する場合もあり、1年生だと難しいかもしれません。

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↑ なので、そのときは

「元の絵」⇄「変身した絵」

の行ったり来たりのアニメーションづくりで、十分オッケーだと思います!

 

発展

あとは、とかとかなんでもいいので、習った漢字をつかって、いろいろ成り立ちアニメーションをつくってみよう!

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ビスケットランドの活用

「学校でビスケット」の授業ページを作ることで、みんなの作品を共有できる「ビスケットランド」の機能が使えます!

ビスケットランドに一人一人の作品をどんどん送って、テレビやプロジェクタで「みんなの漢字の成り立ちの世界」を鑑賞するのも、盛り上がると思います!

↓ビスケットランドの使い方は

https://www.viscuit.com

授業やワークショップを実施する

をご確認ください!

 

よろしければ、ビスケットアプリをお持ちの方「漢字の成り立ちプログラム」を自分なりに考えて、つくって転送してみてください!(このブログのオリジナルビスケットランドに参加できます)

↓ここから「ビスケットランド」制作画面がひらけます

https://develop.viscuit.com/env/view.html?control=book:05603767:d.json:0%2F8%2Fpen:&savepath=70/26/12/92

 

↓成り立ちランドを見るのはこちらです(期間限定で、しばらく公開しておこうと思います!)

https://develop.viscuit.com/env/view.html?control=book:05603767:d.json:0%2F8%2Ffullscreen:&savepath=70/26/12/92

viscuit
viscuit
開発元:Digital Pocket Limited Liability Company

 

前編のまとめ

ステップ4まで予定しているのですが、けっこうボリューミーになってきたので、後編に続く!ことにします。

今回のアイデアは、もしタブレット環境が整っている教室であれば、授業終わりの10〜15分に練習問題感覚で取り組めます。

時数が確保できなくても、授業のすきまにちょちょいと活用できるのが、ビスケットのいいところだと思います。では、後編に続きます!

 

↓つくりかた動画です

youtu.be

 

 

↓後編です

irolab.hatenablog.com

 

「ビスケットの教え方が分かる!」小学校の先生・プログラミング教育関係者にオススメな講習です!

www.digitalpocket.org

 

irolab.hatenablog.com