国語「ローマ字シューティングをつくろう!」
ローマ字の勉強ができる、授業でも使えるビスケットのプログラミング教育アイデアです!
「組み合わせたら、変身する」プログラミングの技をつかって「子音(K,S,T,N,H…など)に、母音(A,I,U,E,O)にがぶつかったら、ひらがなに変わる」シューティングゲームをつくります。
一度ローマ字に変わる仕組みをつくったら、自分で好きな単語の文字をつくったりして、自分のつくったゲームであそびながら学習できます。
それでは、つくりかたを見てみましょう。
どちらでも大丈夫ですけど、今日は大文字バージョンです。
じゅんび
ビスケットのアプリをひらいて…
①「ひとりでつくる」をえらんで、
②どこでもいいので、すきな色のへやをえらんで、
③「えんぴつ」ボタンをおしてください。
ステップ1 「AIUEOはっしゃ台」スターをつくろう!
①さいしょに、はっしゃ台(スター)の絵をかきます。
そして、AIUEOをそれぞれこんなふうにかきくわえます。
(かくのがむずかしければ、AIUEOはつけなくてもいいと思います)
②つぎに、母音(AIUEO)の文字をそれぞれかきます
あ
い
う
え
お
ですね
③そして、「スターをさわったら、AIUEOがとびだす」プログラムをつくります。
まず、スターを1つステージの下の方に出して、こんなメガネをつくってみましょう。
大きくすると…こんなメガネ
↑スターのAのところをさわると、Aの文字に変身するようにします。
左のへやの「ゆびマーク」をAの位置におくのが、ポイントです。
もう1つ「Aが上にすすむ」メガネをつけくわえます。
大きくすると…
こんな感じ。これで、
「スターのAのところをさわると、Aの文字に変身する」
「でてきたAは、上にすすむ」
プログラムができました。
あそぶ画面でみてみましょう。
スターのAをさわると…
Aになって
とんでった!
ちょっと大変ですけど、
I,U,E,O がとびだすパターンを、全部つくりましょう。
ステップ2 ぶつかると、好きな行のひらがなに変わるプログラムをつくろう!
あかさたな…何行でも良いのですが、
ためしに、「か行」に変わるプログラムをつくってみます。
①まず、か行の子音「K」をかきます
②つぎに、「かきくけこ」の文字をそれぞれかきます。
③そして、「KとAがぶつかったら、かになる」プログラムをまずつくりましょう。
こんな感じで良いと思います。
あそぶ画面でたしかめます。
Aはっしゃ!
とんでいって、
ぶつかると、か になった!(だいせいこう)
あとは、「き〜こ」のパターンもつくるだけですね。
これで、か行変身プログラムができました!
ステップ3 二文字のことばをつくってみよう!
↑ステージにKとスターのペアを、もう1組ならべてみました。
じつはこれだけで、けっこうあそべます!
かき〜!
きく〜!
かこ〜!
ステップ4 他の行のひらがなに変わるプログラムもつくってみよう!
↑「な行」変身プログラムもつくってみました、ステージの文字は N と K に置きかえました。
あそんでみよう!
ねこ〜
にく〜
ぬこ〜〜
おまけ
こねこ
にこにこ〜
さいごに
今日は、ローマ字シューティングのつくりかたを説明しました!
漢字の組み合わせシューティングは、有名なプログラミング教育アイデアがあるんですけど、ローマ字はありそうでなかったので、しょうかいしました。
けっこう、ローマ字はできるかできないか、個人差がでやすいところだと思います。
すらすらタイピングができる子どもばかりだと、とりたててプログラミングで学ぶ必要はないかもしれませんが、興味関心や意欲がわく仕掛けとして、活用してみるのはいかがでしょうか?
先生の出したお題の言葉を、自分でつくったプログラムを動かして、正解の組み合わせを当てるゲームも、盛り上がりそうだと思いました。
本日もご覧いただき、ありがとうございました!
今日のプログラム & メイキング動画
メイキング動画です。ぜひ見てください
↓今日のプログラムはこちらです。
https://develop.viscuit.com/env/view.html?control=edit%3A00300015%3A3048%2F1-1%2F022.json%3A1-1%3A
↓プログラミング教育アイデアです!