理科「生き物の1年間」をプログラミングしよう!
今回は、授業で使える小学校4年生理科でのビスケットを使ったプログラミング教育アイデアです。
生き物の一年間の変化をプログラミングで表現します。
授業の中で、1年間の観察カードをつなげて、生き物の変化と季節の関係を発表するような活動があると思いますが、
紙の上では「夏は活発だけど、冬になるにつれてだんだん動きがにぶくなる」といったことは表現するのは、なかなか難しいと思います。
これを、ビスケットのプログラミングで簡単に楽しくやってみる方法を紹介したいと思います!
じゅんび
ビスケットのアプリをひらいて…
①「ひとりでつくる」をえらんで、
②どこでもいいので、すきな色のへやをえらんで、
③「えんぴつ」ボタンをおしてください。
ステップ1 それぞれの季節の生き物のようすをかこう(サクラ編)
まず、簡単な例で「サクラ(ソメイヨシノ)」の例をつくってみたいと思います!
「春」「夏」「秋」「冬」という文字とともに、それぞれの季節別に絵をかきます。
↑春のようす
↑夏のようす
↑秋のようす
↑冬のようす
ステップ2 1年間の変化をプログラミングしよう(サクラ編)
色んな方法があると思うのですが、今日は簡単に
「季節の文字をさわると、季節がかわる」というふうに、つくってみたいと思います。
↑これだけで、基本的なプログラミングはおわりです。
メガネをみてみましょう。
「春」をさわったら「夏のようす」になる
「夏」をさわったら「秋のようす」になる
「秋」をさわったら「冬のようす」になる
「冬」をさわったら「春のようす」になる
こういうふうにつくると、
春夏秋冬のうつりかわりに加えて、
「冬のようすから、再び春のようすに変化するサイクル」も表現できますね。
今回は分かりやすく、ざっくり木全体の絵をかきましたが、枝のようす(芽や葉)などに注目して変化のプログラムをつくってみるのもいいかもしれません。
↓サクラのサンプルプログラムはこちらです
https://develop.viscuit.com/env/view.html?control=edit%3A00300014%3A5202%2F1-1%2F026.json%3A1-1%3A
↓つくりかたを動画で確認しよう!
ステップ3 それぞれの季節の生き物のようすをかこう(ヒキガエル編)
次は、動きのある生き物の例です。
「ヒキガエル」を例につくってみます!
↑春のようす
↑夏のようす
↑秋のようす
↑冬のようす
↑おまけにヒキガエルのたまごです
ステップ4 1年間の変化をプログラミングしよう(ヒキガエル編)
ヒキガエルは動きがあるので、季節ごとに動きをプログラミングしてみたいと思います。
↑春のうごき
オタマジャクシなので、ゆらゆら上にうごかしています。
そして、「春」をさわったら「夏のようす」に変化します。
↑夏のうごき
カエルに成長し、夏から秋にかけてエサをもとめて活発に動きまわることを表現しています。
夏は上下にうごかすことで、ピョンピョンのうごきにしてみました。
そして、「夏」をさわったら「秋のようす」に変化します。
↑秋のうごき
秋も活発に動いているということで、元気にうごかしました。
そして、「秋」をさわったら「冬のようす」に変化します。
↑冬のようす
冬は土の中で冬眠するので、うごきません。
そして冬の終わりに卵を産むので、
「冬をさわるとたまごがでる」
「たまごは、春になるとオタマジャクシになる」
という形で1年のサイクルを表現してみました。
↓ヒキガエルのサンプルプログラムはこちらです
https://develop.viscuit.com/env/view.html?control=edit%3A00300014%3A5200%2F1-1%2F020.json%3A1-1%3A
↓動画でつくりかたを確認しよう!
さいごに
今日は、プログラミングで「生き物の1年間の変化」をつくるアイデアの紹介でした。
あくまでもサンプルですので、これ通りにつくる必要はないのですが、授業に取り入れやすいように、できるだけシンプルにつくってみました。
それぞれ担当の生き物を決めて、プログラミング作品をプレゼン資料として、発表会をするのも楽しいのではないでしょうか?
参考にして頂けるとうれしいです!
↓子どもみんながアクティブになる、ワクワクを最大化したビスケットの「教え方」が学べる講習です。
↓当ブログのプログラミング教育アイデアです。